佳作

大会が始まった

八幡市立美濃山小学校 6年　並川 葵子（なみかわ きこ）

　会場に着いた。チアの大会が始まった。
　会場に着いた瞬間空気が変わった。他のチームのダンスを見ると、心拍数が上がる。これからアップだ。失敗しないかとても不安だと心が叫んでいた。アップからとてもきつい。「きつかったね」とみんなで話し合っている。お母さんと、友達も、応援にかけつけている。失敗したらどうしよう。そんな気持ちでいっぱいだ。
　これで勝てば、全国大会に出れる！ 私には、たくさんの夢がある。それは、みんなで全国大会に出て、一位を取り、高得点を取る事だ。夢が叶（かな）うように全力で頑張っている。ついに、本番会場に移動する。楽しみとともに緊張がとまらない。お母さんと、友達が見えた。手を振って応援をしてくれている。応援用のうちわが見えた。嬉しい気持ちが混ざり、緊張が少しほぐれた。エンジンをして、ついに本番会場へ行くと、楽しみがどんどん増してきた。前のチームが踊り終わった。私たちの番だ。
　チーム名が呼ばれ、ついにダンスが始まった。ダンス中には、たくさんの応援の声が聞こえてくる。応援のおかげで、すごく頑張れた。ダンスは、一瞬で終わった。たくさんの拍手が聞こえた。みんなから、「すごく良かったよ」や「今までで、一番良かった」などの、嬉しい言葉をたくさんもらえた。
　これから、全国大会で一位を取れるように、たくさん練習して会場を盛り上げれるような演技をしたいと思った。そして、もっともっと上手くなれるように頑張りたいと思った。