一月二十三日の夜、ねつが出た。インフルエンザかもしれない。次の日、お母さんと近くの病院へ行った。鼻にめんぼうをさしてけんさした。インフルエンザだった。ねつがすごく上がった。体が重い。薬をもらうために薬局で待った。
気がつくと大きな病院にいた。手には注しゃされていた。お母さんが心配して横にいた。かんごしさんがいそがしく働いていた。生まれてはじめて入院することになった。わたしはねつでけいれんした。救急車で大きな病院へ行かなければ死ぬところだった。病院のベッドで点てきをして動けなかった。かんごしさんはやさしく話しかけてくれた。体をふくタオルやお茶を持ってきてくれた。
夜中もかんごしさんはかい中電灯を持って見回りにきた。みんながねている時間も起きて働いている。救急車のサイレンが鳴った。わたしのようなぐあいの悪い人がたくさんはこばれてきた。救急隊員さん、お医者さん、かんごしさんが夜中も働いているから安心して生活できるとわかった。今まで明るい昼間しか働く人は知らなかった。わたしにとって夜働く人は新しい発見であった。
コンビニの店員さん、駅員さん、タクシーの運転手さんなど、ほかの仕事でも夜中働いている。わたしは多くの人達に助けられている。大人になったら働く。お母さんは生活のために働いていると言った。わたしはお金もほしいが人の役に立ちたい。まだ何になりたいか決まっていない。とりあえず学校の勉強をきちんとやろうと思う。