学校にいるとき私は少しお姉さんになった。三年生か四年生の時、いとこの子どものみつきちゃんが生まれたからだ。そして今はみつきちゃん、さえかちゃん、あおいちゃんの三人がいる。私はついこの前みつきちゃんたち三人と会った。そのとき、みつきちゃんを一回だっこして、遊んだのだ。するとどうだろう。下ろしたらまただっこをせがんでくるのだ。しかもみつきちゃんはとても重いのだ。しかたなくだっこしていると次は高い高いをしてくれといってきた。三回ほどして遊んで下ろしてあげた。すると私のまわりを一回まわって、また「だっこ、だっこ」とせがんでくる。もういいやろ、というとみつきちゃんは私に体当たりしてきた。なので、まただっこした。しかし、すぐにあきるのが子どもというものだ。だっこしていると自分で頭を下におろしてさかさまの状態になり、キャッキャキャッキャ笑って遊んでいる。重たいので下ろして「一人で遊んでき、それかさえちゃんと遊び」というと、「うん!!」と元気よくいった。これでよし。そう思って少し休もうと思っていすにすわろうとした。すると、両手を広げて「だっこ」と、とても大きな声でいってくるのである。こりゃダメだ。そう思った私はだっこしながら逆さまのべろ~んをして遊んだところ「もっともっと」というので一度下ろして、それから深呼吸をした。
それでだっこして上半身をもってぐるぐるする。それから高い高いを二回ほどして最後にべろ~んをしながらゴールである! 私は頭がいたくてギブアーップ。それからはゆっくり休んだ。そして私は人生には楽しいことがあればあるほどちょっとした苦しいこともあるのだと知った。